一段と陽気も良くなり、日一日と陽の長さを感じる頃となりました。
最近では少し汗ばむ陽気の日もあります。
暦の上では立夏から立秋までが夏といわれ、この小満の時期もすでに夏に入っています。
夏という言葉は
「暑(あつ)」「熱(ねつ)」「生る(なる)」
という言葉からきていると言われています。
草はぐんぐん伸び始め、山野の緑は日ごとに深まり、木々の香りが生き生きと感じられる季節。
自然界のあらゆるものが、生命の息吹で満ち溢れてきました。
5月21日は二十四節気でいう、
【 小満(しょうまん)】 でした。
‘万物盈満(ばんぶつえいまん)すれば草木枝葉繁る(暦便覧)’
陽気が増え、草木の枝葉は生い茂り、全てのものの命が次第に満ちていく頃です。
夏至に向かって徐々に昼の時間が長くなってきました。
全てのものがしだいに成長して、天地に満ち始める頃といわれています。
春に生まれた自然界の草木や生物がすくすくと育ち麦畑も黄金色に輝き始めます。
エネルギー的にも春分の頃に種まき(準備・計画)していた物が、夏のエネルギーを受けどんどん成長していくイメージです。
もちろん、計画倒れで行動出来ていなければ成長のし様がありませんが(苦笑)
今のうちに、秋分の収穫(成功・達成)に向けて、積極的に行動・実行しましょう。
そして、この時期は陽気の高まりとともに紫外線が最も強くなります。
真夏ではないので、うっかりと対策を忘れがちですが、五月から八月にかけては一年中で紫外線が最も強い時期です。
紫外線は肌の老化の素、肌荒れ、シミ、くすみなどの肌トラブルの大きな原因にもなります。
紫外線への対策をしっかりとっていきましょう。
紫外線の一部は、雲やガラス窓も通過してしまいますので、曇りの日や部屋の中、車の中でも油断できません。
また、これからは体温調節のためにお肌の毛穴が開く季節。
外で汗をかき、室内ではエアコンの風を直に受けるため、潤いが失われやすく、日焼けによるお肌のダメージは、さらに大きくなってしまいます。
~~~ 潤いは肌の大事なバリアです ~~~
乾燥している肌は紫外線によるダメージ大。
洗顔後は化粧水で肌をしっかり保湿しましょう。
化粧水の水分が逃げないように、ひまし油など肌表面の保護を化粧水の後につけることも大切です。
リシェスで人気のひまし油フェイシャル簡易版を自宅でやってみましょう!!
~~~ひまし油の簡単パック ~~~
◆材料
冷間圧搾ひまし油(250ml 3500円)
蒸しタオル
◆作り方
1.洗顔後、湯船につかりながら顔全体にひまし油をたっぷりと塗布
(ひまし油は、熱を加えると肌への浸透が促進されます)
2. 5分程待ち、お湯に浸して絞った蒸しタオルでふき取ります。
(タオルでこすらず、優しくふき取り)
(多少、オイル感が残っている方がモッチリ仕上がります)
肌の透明感や柔軟性も一段とアップ。
ひまし油の特性を生かし、蒸気がこもっている浴室で行うのが効果的です。